大気常時監視システムとは?

大気中の大気汚染物質の濃度などを、大気自動測定機を用いて24時間365日監視するためのシステムです。
監視の対象となる大気汚染物質には「二酸化硫黄(SO2)」「一酸化炭素(CO)」「浮遊粒子状物質(SPM)」「窒素酸化物NOx(一酸化窒素NO、二酸化窒素NO2)」「光化学オキシダント(Ox)」「微小粒子状物質(PM2.5)」などがあります。

県内の監視体制は?

県内36ヶ所に設置している大気常時監視測定局で監視を行っています。
各測定局の監視データは、大気常時監視システムにより県庁に集められ、日常データをホームページでリアルタイムで表示したり、緊急時には注意報等の発令を行ったりします。

また、環境省の大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)へのデータ提供も行っています。

大気常時監視測定局とは?

大気汚染監視局は、局舎(建物)、マスト(風向や風速を測定するための器械を設置するための電柱のようなもの)からなっています。
学校の校庭や公民館等の公共施設内に設置しているものなどがあります。
局舎内には大気汚染物質を測定するための測定機や、測定結果を大気常時監視システムに送るための通信機器などが設置されています。

システムイメージ図

システムイメージ図