光化学オキシダント(スモッグ)特別監視について

  • 1年中、常に監視しています
    県では、光化学オキシダント(スモッグ)による被害を未然に防止するため、県内10測定局により、1年を通じてオキシダント濃度を常時監視しています。
  • 特別監視期間について
    1年の内、オキシダント濃度が高くなる夏期には特別監視期間を設け、土・日曜日及び祝休日を含めて監視を実施します。
  • 緊急時の対応
    緊急時には関係機関の協力を得て、以下に示す発令基準により「住民に対する周知」を行います。また、緊急時には「工場・事業場に対する使用燃料の削減要請等」の措置を取ります。
  • 予報・注意報 発令時の注意
    予報等が発令された際には、「予報・注意報等などが発令されたときの注意」を参考に行動してください。

特別監視期間

例年 5月の連休明けから10月第1週まで

監視地域及び発令基準

発令地域

A地域=和歌山市(7測定局)
B地域=海南市(2測定局)
 ※海南市下津町の地域はB地域、C地域に重複する。
C地域=海南市下津町の地域及び有田市(2測定局)

※地図中の●印は測定局の位置を示しています。

オキシダントマップ

発令基準

区分 発令基準
予報 同一地域内の測定局のうち1局以上のオキシダント濃度が0.10ppm以上となり、かつ気象条件等から判断して当該地域の大気の汚染状態が継続すると認められるとき。
注意報 同一地域内の測定局のうち2局以上のオキシダント濃度が0.12ppm以上になり、かつ気象条件等から判断して当該地域の大気の汚染状態が継続すると認められるとき。
警報 同一地域内の測定局のうち2局以上のオキシダント濃度が0.30ppm以上になり、かつ気象条件等から判断して当該地域の大気の汚染状態が継続すると認められるとき。
重大緊急警報 同一地域内の測定局のうち2局以上のオキシダント濃度が0.40ppm以上になり、かつ気象条件等から判断して当該地域の大気の汚染状態が継続すると認められるとき。

※上表の数値はオキシダント濃度の1時間値

予報・注意報等などが発令されたときの注意

予報・注意報等などが発令されたときの注意
区分 周知事項
予報
  1. 注意報に備えてテレビ、ラジオ等の報道に注意すること。
  2. 屋外での特に過激な運動はさけること。
  3. 眼やのどなどに刺激を感じた人は、水道水等で洗眼、うがいをするとともに、もよりの保健所又は市に連絡すること。
注意報
  1. 各学校、幼稚園、保育所などにおいては、できるだけ屋外での運動をさけ屋内に入ること。
  2. 眼やのどなどに刺激を感じた人は、水道水等で洗眼、うがいをするとともに、もよりの保健所又は市に連絡すること。
警報
  1. 屋外になるべく出ないようにすること。
  2. 各学校、幼稚園、保育所などにおいては、屋外の運動をやめて屋内に入り、窓を閉鎖するなどの措置をとること。
  3. 眼やのどなどに刺激を感じた人は、水道水等で洗眼、うがいをするとともに、もよりの保健所又は市に連絡すること。
重大緊急警報
  1. 屋外に出ないようにすること。
  2. 各学校、幼稚園、保育所などにおいては、警報と同じ措置をとっていることの再確認を行うこと。
  3. 眼やのどなどに刺激を感じた人は、水道水等で洗眼、うがいをするとともに、もよりの保健所又は市に連絡すること。