地元で獲れる食べものを食べることで出来る環境にやさしいことを学びましょう。
食べ物はどこから来るのかな?
みなさん、ふだんはどこで作られた食べ物を口にいれていますか?
実は、私たちがふだん食べている食べ物のうち、日本で作っているものは全体の40%ほどしかありません。
ほとんどの食べ物は外国から船や飛行機を使って運ばれてきたものなんですよ。
遠くから運ばれて来た野菜や果物もとってもおいしいのですが、地元の和歌山県でとれた野菜や果物の方が新鮮でおいしいと思いませんか?
この様な「地元でとれた食べもの」を地元の人自身が食べることを「地産地消(ちさんちしょう)」といいます。
この地産地消は、遠くの土地から食べ物を運んで来る時に使用する車や船から出るCO2の排出を抑える事ができる、とっても環境に良い方法です。
食べ物がじゅうぶんに食べられない国がある
世界の国には、私たちの国の様にじゅうぶんに食べ物を食べることができない人が約10億人も居ます。
この人数は、日本全体の人口の約7倍にもなります。
そして毎日、約2万5千人の人が、お腹をすかせて命を落としているのです。
その中の半分以上が5歳以下の小さな子どもたちで、6秒に1人が命を落としているといわれています。
みなさん、好き嫌いはありませんか?
お菓子を食べすぎてご飯を残していませんか?
毎日食べることが出来る食べものに感謝して、食べものを大切にしましょう。